奥多摩で初キャンプ
正確には、フジロックでのみキャンプしたことがあったので、
それ以外では初キャンプ。
4年ほど前にフジロック用にテントとか寝袋とかレインウェアとかそろえてから、
アウトドア系のカラフルさと機能美とに魅力を感じて、キャンプとか山とかいってみたいなあと思ってたのです。
1日目
8時すぎ、新宿からホリデー快速おくたま→奥多摩駅→徒歩5分の氷川国際キャンプ場にいってみたら増水でテント泊不可><→歩いて20分の海沢キャンプ村へ。テント設営→近所のアメリカキャンプ村を散歩→昼寝→夕飯つくる→やることない、寝るw
東京(といっても都下だけど)育ちは山に憧れるわけです。
テントで川の音を聞きながらごろ寝中。なんてしあわせ…アウトドアもっといきたい!!
2日目
6時に起きたけど雨降ってたので二度寝→8時に起きたらやんでた→朝ごはんつくる→テントかたづける→奥多摩駅戻る(途中で好意でバスにのせてくれた!)→もえぎの湯で温泉はいって休憩→氷川国際ます釣り場へ・・しかし先週の台風で設備が壊れてお休み中><→仕方なくカフェでごはん→帰路→ついでに前から行きたかった西国分寺のクルミドコーヒーに寄る→帰宅
朝ごはんにビスケットをクッカーで焼いてメイプルバターで。おいしかった!
クルミドコーヒー、内装素敵だし飲み物もケーキも美味しいし、とてもよいお店だ:)
席に着いたら自由にくるみを割って食べていいというのが素敵。
たびのまとめ
噂にはきいていたけど奥多摩って本当に、東京なのにこんなにアウトドアな遊びできるんだー!と感動。
しかし、キャンプ場泊まれない・朝の雨で行動開始できない・釣り場やってないなどなど・・
予定外のことが多かった旅でした。台風の影響って大変なんだなあ。
あと、やっぱり電車とかバスの本数が少ないので移動が不便だったり、
キャンプ道具を充実したりするには車でないと中々不自由だなあと思った。
周りの家族は子どもづれでキャンプしていて、子どもたちも川で遊んだりお手伝いしたりしていて、いいなあと。
タープの下で焚き木とか、あこがれる!
子どもと家族でキャンプをするのが昔からの夢なので、そのためには着々と準備をせねば!
計画と道具やらなんやらの準備は大事だなあと思い知ったので、
ちょっとずつ充実させていきたいなー。
スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ450 MG-043
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- 発売日: 2012/03/12
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うっかりマグカップがなくて困ったので次回必須・・
ロゴス(LOGOS) バイオプラント・My食器セット6点セット 81285006
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食器も使い捨ては山に優しくないのでこういうのがいいかなあ。
TENT FACTORY(テントファクトリー) グリーンサイドタープ HX44 TF-GSHXT44
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タープいいなあ。朝雨降ったので靴とか濡れちゃったしなあ。
モンベル(mont-bell) U.L.コンフォートシステム パッド120 オレンジブリック OGBR 1124406
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やっぱり寝袋だけだと体が痛くなるのでマット・・
ところで。
思いつきでよったクルミドコーヒーは素晴らしい店でした。
内装も絵本の世界みたいな雰囲気で、
いただいた「オレダモン」というカフェオレ+ジンジャー+カルダモンのドリンクも、
クルミドケーキ(いちじくとキャラメルのクリーム)もおいしかった!
写真ないけど水出しコーヒーとレアチーズも絶品だった・・
ブランデーみたいなコーヒーで、丸い氷を溶かしながら飲むという。
クルミドコーヒーのためだけにまた西国分寺までいってもいい。
きっとまたいく!
こどものための、大人の物語 - KURUMED COFFEE
たぶんずっと好きな作品たち(主に日常系)
部屋を片付けていて思った、きっとずっと好きなんだろうなあとおもったものたち。
社会人になってからは新鮮で面白くてビジネス本ばかり読んでいたけれど、
やっぱり純粋にすきなのは、このへんだなあ。
本
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/03/10
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1年に1回くらい読む。すごくすき。
読むたびに、心にひっかかるところが違うのが面白い。
箱根の星の王子さまミュージアムも、2回いったけど何回でもいきたい。
きつねが好きだな。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/05/30
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はじめてよんだ中学生の頃はもう少し幼い気持ちですきだったと思うんだけど
おとなになってみると笑子が結構すきだったり。
友人が「江國香織はホラーだ」と言っていて、それはすごく理解できるんだけど
きらきらひかるだけは結構、無色なイメージ。
- 作者: 吉本ばなな
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/06
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よしもとばななはどれを読んでも本当に、この人のテーマは喪失なんだなあと思って、すーっとした透明な感じとぼんやりしたあたたかさのバランスが、ときたま読みたくなる感じ。
作中に出てくるかつ丼が美味しそうなこと。
あと、よしもとばななだとアムリタもすごく印象深い。ハワイの感じがね。
- 作者: 瀬尾まいこ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/30
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瀬尾まいこも同じく、喪失と再生がテーマなものが多いなあと思うのだけれど、
これも、ありがちな話といえば話なんだけど、
主人公が会社に疲れて逃げる先の田舎の村がなんともよくて、
毎朝散歩する村のイメージが頭のなかにあって
何度も読んでしまうんだなー。
漫画
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/22
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よしながふみは同時代に生きててほんとうに嬉しいと思えるのだけど
その中でもすきなのは西洋骨董洋菓子店と、これ。
大奥みたいドラマチックなのも面白いんだけども、
よしながふみが一番いいのは日常の中の一瞬の感情の動きの描写が抜群にうまいと思うんだなあ。
無表情・無言のコマをいくつか続けるときの感じ。
まあそんなことはおいといても、この淡々とした日常と料理でこんなにすばらしい作品はないです。
- 作者: 佐々木倫子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1995/12
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こちらも、中学のときはじめてよんでから何度読んだことか・・
ハムテルとチョビと二階堂、菱沼さん、漆原教授・・
いつでもこの世界にひたれる幸せよ。
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/26
- メディア: コミック
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これは唯一最近読んだばっかりで、だいすきになった漫画。
日常なんだけど鎌倉っていう舞台が、なんかいいんだよなあ。
うっかり将来湘南に住みたいなあと思ってしまった。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/08/27
- メディア: コミック
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これまた日常なんだけど。
なんでも楽しめるよつばがいい。いいんだよなあ。
そして毎回帯の言葉がすごくいい。
http://matome.naver.jp/odai/2133913536349067501
「毎日という宝箱を、今日もあける。」がすきだ。
写真集
- 作者: 田辺あゆみ,藤代冥砂
- 出版社/メーカー: ロッキングオン
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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これは、実は持ってない。
これもまた中学生の頃、吉祥寺のヴィレッジヴァンガードで手にとったもの。
愛って眼には見えないけど、一番愛に近いものはこの写真集だなあとその頃思った。いまも変わらないな。
なんか、印象深すぎて、逆にどんなタイミングで買えばいいのか迷って、ずっと買えずにいて
年に数回、本屋で見かけるとぱらぱらと眺めてるんだよね。
いつ手に入れようかなあ。
映画
- 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: DVD
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はじめて早稲田松竹でみたときに、恥ずかしいほどぼろぼろ泣いた映画。
自分とかぶりすぎて身につまされすぎてフィクションとして認識できない。。
私はもともとは真面目で完璧主義なタイプだったのだけど、自分のそういうところが嫌いで、
(というか将来絶対鬱になると思って)
できるだけ適当に適当に・・と思い続けて現在のわりと適当な自分になってるので、すごくかぶる。
ずっと耐えていた木村多江が感情を爆発させて「ちゃんとしたいのに」と言って泣くところとか、ほんと、平静ではみられない。。
なのですんごい落ち込んだり迷ったりすると見たくなる映画。
夫婦ってすごいな。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/09/27
- メディア: DVD
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言わずと知れたかもめ食堂。やっぱりすき。BGMとして流しっぱなしにしてたい。
結構不思議なんだよね。スーツケースに黄金色の葉っぱがつまってるところとか。
これまたおにぎりとかシナモンロールが美味しそうなこと。
ここまでみて、ほんとうに好みがわかりやすいなーと思っている。
- 淡々とした日常
- その中にあるちょっとした機微
- 料理がおいしそう
自分の中で、人一倍の知らないことを知りたい、世界をみたい、っていう好奇心と
日常を大切にしたい、っていう気持ちが同居してて、不思議だなあと思う。
なんだろうなあこの組み合わせは。
これがすきなら、これも好きそう!っていうのがあればぜひ教えてください。
旅行はテーマを決めてみる
実際みてみると本当に透明で深い青で、不老不死になれそうなくらい神聖なオーラだった。
山地とはいっても核心地域というの世界遺産のエリアには入れないので、似たようなところを歩くのだけど、ブナの森は生態系がよくまわっていて、緑が濃くてふかふかだった。
もののけ姫の考察はいっぱいあるけど、エボシやジコ坊が自然を壊したり神聖さを奪う人間なのに対して、アシタカとサンは縄文人の末裔で自然と共生する人間という話がある。
縄文人といえば三内丸山遺跡
2007-2011に行った美術展など
近頃さぼっておりました。
台風がひどくてでかけられないので、部屋を掃除していたら
いままで行った美術館の半券やパンフレットがたくさんでてきました。
部屋のものを何とか少なくしたいので、ここにメモしておいて紙類は処分しようと思いメモ。
特に良くて印象深かったものは太字にしています。
2007
高校卒業と大学入学の年。前半は指定校推薦で大学決まったため入試がなく、友達も遊べなかったので一人でふらふらとでかけてた。この年のはほぼ一人で行っていたと思う。
- 1月頃 スーパーエッシャー展@Bunkamuraザ・ミュージアム
- 1月頃 アルフォンス・ミュシャ展@日本橋高島屋
- 6月頃 アンリ・カルティエ=ブレッソン展@国立近代美術館
- 7月頃 SKIN+BONES 1980年代以降の建築とファッション@国立新美術館
- 8月頃 ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展@ラフォーレミュージアム原宿
- 9月頃 怪獣と美術-成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術-@三鷹市美術ギャラリー
- 9月頃 平山郁夫展@国立近代美術館
2008
あまり記録がなかった。舟越桂は、白い箱物の美術館とは違う、洋館での展示がこんなに映えるとは、というので印象深い。
2009
この年もあんまり残ってないけど、大学の研究テーマを「かわいい論」にほぼ決めていたので、ネオテニーや鴻池朋子は授業の発表で使ったりもしていた。
- 7/5 ネオテニー・ジャパン-高橋コレクション@上野の森美術館
- 8/19 骨展@21_21 DESIGN SIGHT
- 9/8 鴻池朋子 インタートラベラー 神話と遊ぶ人展@東京オペラシティアートギャラリー
2010
大学4年、就活も早めに終わり時間があったので色々出かけていた。と行っても一人でいくことはほぼなくなり、ゼミの友人とかと。誰かが誘ってくれたりするので、行く回数も多かった。
インスタレーションが好きなので建築はどこにあるの?はすごくよかった。
「これも自分と~」はボランティアスタッフをやらせてもらったな。
旅行で行った香川・丸亀の美術館は、すごく現代的だし展示も凝っているのに、全然人がいなくてなんだか怖くて記憶に残っている。
- 3/19 クリストとジャンヌ=クロード展@21_21 DESIGN SIGHT
- 3/18 サイバーアーツジャパン@東京都現代美術館
- 3/22 劇団ままごと『スイングバイ』@こまばアゴラ劇場
- 4/16 カオスラウンジ2010 @高橋コレクション日比谷
- 4/24 森村泰昌 なにものかへのレクイエム@東京都写真美術館
- 5/22 Make:Tokyo Meeting 05@東京工業大学大岡山キャンパス
- 5月頃 アルフォンス・ミュシャ展@三鷹市美術ギャラリー
- 6/4 建築はどこにあるの?7つのインスタレーション@国立近代美術館
- 6/5 ウィリアム・エグルストン|パリ-東京@原美術館
- 7/3 六本木クロッシング2010@森アーツセンター
- 7/24 シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い@東京藝術大学大学美術館
- 7/16 ”これも自分と認めざるをえない”展@21_21 DESIGN SIGHT
- 10月頃 シッケテル キュピキュピと石橋義正@丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川)
- 10月頃 瀬戸内国際芸術祭(直島・豊島)
2011
大学卒業そして社会人に。この年は震災。
F/T東京の「夢の島から」は衝撃だった。夏の夜の屋外にたくさんの人が集まって、白い布を掲げて円になって歩いて、何かの一部になったみたいだった。地べたに座って、コロシアムの真ん中で子どもが動くのをみんなが静かに見つめていた。うまく説明できなくて、いまだにあれは夢だったんじゃないかと思ったりする。当日に誘ってくれた人にとても感謝している。
- 1/21 高嶺格:とおくてよくみえない@横浜美術館
- 2/5 イメージの手ざわり展@横浜市民ギャラリーあざみ野
- 2/9 シュルレアリスム展@国立新美術館
- 4/15 劇団ままごと『わが星』@三鷹市芸術文化センター
- 4/16 森と芸術@東京都庭園美術館
- 4/23 ヘンリー・ダーガー展@ラフォーレミュージアム原宿
- 5/31 パウル・クレー おわらないアトリエ@国立近代美術館
- 6/11 名和晃平 -シンセシス展@東京都現代美術館
- 9/16 F/T11 -宮澤賢治/夢の島から- 『じめん』『わたくしという現象』@都立夢の島公園内多目的コロシアム
- 10/22 ゴヤ 光と影展@国立西洋美術館
半券があったものだけ書いているので、実際はあと1.5倍くらいあると思う。
日付は、半券に書いてなかったものは、初日の日付にしたりしています。
あと、森美術館&森アーツの半券は展覧会名が書いてなかったりするので残念だなあ、と思った次第。
書いていたらひとつひとつ思い出して懐かしい。
だいたい行った後に感想ツイートしてるはずなので、それをひっぱってきたらよさそうだけど、探しだすのは手間だろうな・・。
最近美術館に行くことが減ってしまったけれど、定期的に行きたいな。
2012以降分は別のところに保存してた気がするので、また書きます。
渋谷はもうどこにでもある街
いまの渋谷には求心力がない
原宿に流れるJK
必要なのはヒカリエより公園
渋谷川を掘り起こせ
渋谷の道路の下には、実は古い川がある。東京オリンピックのときに埋めた川。
その渋谷川を掘り返してみたら面白いかも。渋谷の街に見慣れない川がある。そこにしかない、すごい違和感。
その違和感で、渋谷にしかないストーリーが生まれたら、面白いじゃない?
イベント×コミュニティのShake100「諦める力」イベントに参加してみた
サイバーエージェントの新しいビジネスマン向けイベント×コミュニティ事業
「Shake100」というものが気になっており、
2回目となるイベントに参加してきました。
【「諦める力」出版記念】「前向きに諦めること」から手に入れる理想の生き方
イベントの書き起こしは早速U-noteにまとまっていた!
#SHAKE100 為末大×徳重徹 対談!「前向きに諦めること」から手に入れる理想の生き方
便利な時代ですねえ。
内容について、個人的に印象に残った点を抜粋してみます。
勝てる場所を選ぶのは、仕事以外でも大事!
為末さん「100mは陸上の花型だし参入障壁がすごく低い。一方ハードルは先進国でないとないしコーチが必要。努力に対して獲得できるもの(=メダル)の効率がよかった」
徳重さん「仕事だと当たり前のこと。日本のベンチャーが大企業にくらべて不利な面があって出せる力が30とすると、国自体がベンチャーであるアジアの国では300の力が出せる。だからテラモーターズは最初から世界市場で戦っている」
確かに仕事だと当たり前でも、それ以外(スポーツだとか、生き方だとか)に当てはめて考えると
場所を選ぶということはなんというか正当ではないように見えたりもする。
けど、この考え方って何にとらわれているかというと、よくわからない”世間様”みたいなものだったりして
それは自分の努力によって乗り越えられるものだ、という話。
100mという競技が「参入障壁が低い」というのは考えたことなかったので面白かった。
確かに、どんな気候の国だってできるし、貧国だって練習できる競技ってオリンピックの中にそうないな、と。
人とは違う自分のユニークさこそが価値
徳重さん
「日本人は自分の軸を持つことが苦手。アメリカでは小さい頃から『あなたは他の人と何が違いますか?』と言われて育つ。」
「自分は人と何が違うのか?自分は何をしてるときにワクワクしてアドレナリンがでるのか?を考えよう。大事なのは、そのとき周りの人のことはまったく気にしないこと!」
他の人とずれたことをしていないか、とか
なんで他の人はできることができないんだろう、とか、どうしても気になってしまうけど
根本的に反対に考えればいいんだな、と。
これって中々思考に身につかないから、くせにしたほうがよさそうだなあ。
失敗より機械損失のほうが怖い
為末さん
「失敗すると、悔しさによるエネルギーがたまるので良い」
徳重さん
「チャレンジして、成功すればラッキー。失敗しても、経験になり次に絶対に生きるのでプラスになる。だから、やればいい。」
「アジアの人たちはチャレンジしない機会損失の方を気にする。日本人の感覚と全然違う」
「チャレンジできないのは、失敗したら終わると思っているから。だから、失敗しても全然終わらないってことを知るために、失敗すべき」
これ、昨日RTされてきたChatworkのブログでも同じことを言っている。
やるリスクよりやらない機会損失の方を恐れる、と。
自分も仕事で成長したのって、全力でやって失敗したときだなあと思うので
もっとチャレンジしてもっともっともっと失敗しようと思いました。
リスクをとれ、60%OKならGO!
徳重さん「リスクが大きいということは、ボラティリティが大きい。つまり大成功がありえるということ。リスクを取らないということは、その時点で大成功やイノベーションを諦めている」
「60%OKならGO!事業だけでなくて、生き方もそう。日本感覚の60%は、アメリカだったら70%、アジアだったら80%になる。この感覚はグローバルでみた時にとてもリスクになるから気をつけて」
とはいえチャレンジって中々、普段の生活の中でどうチャレンジすればいいのか
リスクをとればいいのかわからないものだと思うのだけれど、
60%!と言い切られたのはよかった。
実際行動に落としこむには、具体的に数値化するっていうのが必須だな。
経営はOS(Operating System)
卒業後、起業すべきか就職すべきかという大学生の質問に対して
徳重さん
「経営はOS。経験とノウハウが必要な、習得していくスキルなのでおすすめはしない」
「近くに良いメンターがいたらよいが、変な人だと危ない。特に資本政策には気をつけたほうがいい。おかしなバリュエーションをされている学生起業をたまに見る」
これも、現在や過去の上司が言っていたことと同じ。
経営ってなんか普段の仕事と別のレイヤーに思いがちだけど、
実は同じように学習→実践→反復で身につくスキルの面が大きいってことなのだろうか。
自分が経営したことあるわけじゃないから、やってみないとわからないことではあるんだけど。
選ぶことは捨てること
為末さん
「選ぶというのはある一点ではなくて、毎日毎日みんな自分の人生を選び続けているということに自覚的になるべき。その上で、自分は何を注力し何を捨てるのか決めるべき。一転集中した人が結局強い。つまり、早く損切りするということ。」
徳重さん
「経営とは選ぶこと。たくさん選択して決断することが経験になる。それをできた人が経営者として成長していく。」
たくさん決断を重ねることが人を成長させる。
これも、いつも上司が言っていることと同じだし、以前にちきりんさんが講演会で言っていたことも同じ!
つまり、これは最低限の共通項なんだなあ。
アジアで日本の何を売りにすべき?
徳重さん
「前提として、日本は素晴らしい。アジアの財閥に高く評価される。理由は
信用できる、裏切らないから。中国とか韓国にくらべて好かれるし信頼される。ただし、それを覆すほどに危ないのは、リスクをとらない、決断しないところ。」
「日本らしさとシリコンバレースピリットがあれば、韓国にも中国にも勝てる!
野球でいうと、誰も大リーグなんて通用しないと思っていたが野茂が突破した途端に道が開けた。サッカーもそう。最初の道を切り開きたい」
こちらもまたChatworkのブログと同じ点。日本企業ってだけで信用されやすいと。
アジアに出ていっている企業の話がまとまっているメディアとか本とかってあるのかな?
もっともっと聞きたい!と思いました。
***
感想まとめ
実際参加してみて、とても面白かった!
話自体も期待以上に面白くてexcitingだったし、
Shake100というイベントにきている人たちの客層観察も面白かった。
(20代後半〜30代の男性が多かった。スーツの人も結構いたのでweb系の勉強会とは若干違うクラスタなのかな?と思ったり)
会社という単位以外で、こうやって仕事や生き方に同じ指向を持つ人たちを集めたコミュニティって流行ってるみたいですね。湯川さんの(旧)TechWave塾とか。
facebookの非公開グループが便利っていうのも一役買っている。
- 参加者にとっては、「名刺交換だけで終わらず継続的に相談しやすいコミュニティを持てる」というメリット
- 運営側にとっては「ターゲットユーザーのニーズを直接聞き、対話しながらコンテンツを作っていける」というメリット
双方ハッピーなので、
広がっていきそうだなと感じました。
Crowdworks的な、会社にだけでなく個人で仕事をしていく時代になっていく中で、
「仕事や人生観が似た指向の人同士のつながり」という、昔だったら会社がある程度担保していたビジネスマン同士のつながりを、今度はこういう形のコミュニティが担っていくようになるのかな。
と、想像を広げてみたところで、
今後もShake100に参加しつつ考えてみたいなーと思いました。
おしまい。
CFOランチで視点の高さを知る
CFOとのランチに誘っていただいたのでいろいろお話しました。
AKBは超資本主義、睡眠時間は常に短ければ慣れる、時間管理のきっかけは子供が生まれてから、大学2年から30歳までずっと家でトレーダーをやっていた、などなど。。。
中でも特に印象に残ったお話。
世の中の流れを自ら体感すること
CFOはJawbone(http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1306/11/news120.html)をつけていたりiPad miniを常にメモ帳代わりに使っていたりと、経営陣の中でも新しいガジェットをよく持っている印象だったので
ガジェット好きなのですか?と聞いてみたら、
「ホットな分野のものはその価値を体感するまで、とにかく使ってみることにしている」
「体感してこそ世の中のお金がどんな方向に流れていくのかわかる。それが経営陣やCFOの仕事」と。
いつも忙しそうなのに新しいものにも敏感ですごいなあと私は思っていたけれど、
それは間違っていて、むしろ経営陣や上の人ほど
目の前の状況だけでなく、幅広く長期的な視点を持って会社の進む方向性を決めていかないといけないんだなあ、と
理論ではわかっていたけど、改めてリアルに感じたのでした。
***
大学生の頃まだwin95が出る前に秋葉原に通ってPC自作していたというCFO(!)
昔から新しい価値に積極的だったんだなあと尊敬。
そんな方なので、もしいま大学生だったら何しますか?と聞いてみたら
「これからより個人の時代になるので、クラウドソーシングの会社とかでインターンしてみるかな」とのこと。
たしかに、アツい分野!
普段目の前のことに追われがちだけど、長期的な視点でみて
この時代にこの場所にいる自分は何をすべきなのか、どっちの方向に進めばいいのか
考えるのって必要だなあと思ったランチでした。
視点を変えるための外部刺激
現実的なこと、目の前の問題の解決ばかりを考えていると、長期的な視点って失ってしまう。
けど、理想的なことや長期的な視点のことばかり考えていても、現実と遠い夢のまま。
きちんと目の前の問題を把握して、自分たちの実力を理解して、ひとつずつ解決していきながら理想も描き続けること、そして現実を少しずつ理想に近づけていく努力を続けるのって、思ったよりもすごく難しいなーと最近思う。どっちかに寄せてしまうほうが楽だから、中間を維持し続けるのはエネルギーがいる。情熱もいる。
自分は普段仕事をしていると目の前の問題の方に意識が割かれてしまうけれど、理想や長期的な視点を考えるタイミングって今回のようにいつもと違う人と話すことだったり、本を読むことだったりする。
だから、経営だったり上の立場の人って、いろんな人と会っていたり、本をたくさん読んでいたりすることが多いのかな?
つまり、強制的に視点を変えるスイッチということ。
まとめると、
- 高い視点を持つことは大事!
- そのために定期的な外部刺激は超重要!
- 人と会ったり本を読んだりの習慣は有効!
というところかな!おしまい!
オンラインセミナーでCocoPPaの裏話をきいた!
今日、Admobさん主催のオンラインセミナーがありまして
いままさに話題の!!アイコンきせかえアプリCocoPPaの手嶋さんが
お話されていたのでリアルタイム鑑賞!
内容メモしたのでアップします。
とても参考になる内容だったのに視聴者数少ないらしいのでぜひ録画をみてください!
【AdMob オンラインセミナー】スマートフォンきせかえコミュニティCocoPPa - - YouTube
CocoPPaのコンセプト
- コミュニティ重視
- ただのきせかえではなく「コミュニティ」を重視している
- サービス紹介ムービーもユーザー同士の交流重視で作成
- ユーザー投稿
- 現在、ユーザー投稿が数十万ストックされている
- 投稿はすべて目視で事前審査している。版権などは落としている
- 一方、「非公開素材(ユーザー本人しか使えない)」であれば版権は可能。
- ターゲット
- 万人受けとは思っていないしねらっていない
- 本当に欲しい人が使ってくれればいい。その代わりに世界中にいるはず
ヒットするまでの経緯
- リリースからヒットまで
- 2012/7/19にリリース。現在、9ヶ月で750万DL(iOSのみ)
- 去年12月時点では70万DLだった(うち62-3万は日本、一部台湾とかタイとか)
- 社内はDeNAは一緒にやっているgroovyにリソース割いておりCocoPPaは放置していた
- 1月末に急にマレーシアで伸びて、あれよあれよと伸びていった・・
- アップデートしたら一気に伸びた!
- プロモーション
- ほぼしていない
- 日本ではiOSのスマホ上で少しだけしたことがある
- グローバルはゼロ(!)
- メディア露出
- ネットメディアもでていない。口コミのみ。
- 日本でもIVSで準優勝→日経掲載 までは全く知られていなかった
- 若い女性にウケるサービスは、ネット系の人たちやメディアにはあまり取り上げられない
- (IVS以前)深夜番組でモデルさんが好きなアプリとして取り上げてくれたとき、ランキングが上がった
- IVSに出た理由
- 他社と協力しながら大きくしていくフェーズになったと思った
グローバル展開について
- ねらっていた?
- ねらっていたわけではないが、過去にないサービスだったので当たる可能性はあるかも?と思い翻訳しておいた
- 言語
- 英語、韓国語、中国語(繁体字)
- オンライン翻訳サービスでやっている
- 可能性を感じるのであれば一応しておいたほうがよい
- ダウンロードの約半分がアメリカ!
ヒットした理由は?
- ①今までにない機能だった
- 出すまでは半信半疑だった
- ②タイミングがよかった
- ③ソーシャルメディアで自慢しやすかった!
急拡大して大変だったこと
- サーバー
- 2月に急に北欧のAppStoreで1位になってサーバー落ちたり・・
- 翻訳
- クオリティを上げること。自分はわからないのでチェック大変
- 投稿の監視
- ひっかかるものが多く工数がかかったので、減らすために違反内容は事前にアラートをだす改善
- →監視対象数を減らした
指標
- 継続MAU(DL翌月以降も利用しているユーザー数)
- 流入数が多すぎて当月のみだと判断できないので、翌月とした
- 4月は134万
今後の展開
- マネタイズ
- 現在:アドネットワークを中心とする広告収入(Admob)
- 今後:課金もはじめる
- サービスの拡充
感想
面白いな、と思ったのは
「ただのきせかえアプリではなく、ユーザー同士の交流が起こる"コミュニティ"を重視している」
「そのため、イメージビデオも国境を超えたユーザーの交流が描かれている」
というところと、
「ホーム画面は画像でシェアしやすかったので、広まりやすかった」
という2点。
画像系は、国境があまり関係しないので広まりやすいのが強み。DECOPICしかり。
そして、人のホーム画面をみる→うらやましくなる→自分もやってみる というのは非常にあるあるな流れなので納得納得。
CocoPPaといえばカナヘイ。
女子高生だった頃、ガラケーでみーんなカナヘイの待受つかってたりとか、
(トトロがまっくろくろすけをつぶすGIFアニをメール受信中に使ってたな・・)
「この壁紙にすると恋愛成就!!」みたいなジンクス的なのが広まったりとか、
そんなのが今のJC/JKのスマホでも同じように起きてるのだなーと思うと胸熱です。
こういうガラケー女子文化のスマホ移行サービス(Candy、Frilとか)
大好きな自分としては、CocoPPaの今後に大注目してます!おしまい。