たぶんずっと好きな作品たち(主に日常系)
部屋を片付けていて思った、きっとずっと好きなんだろうなあとおもったものたち。
社会人になってからは新鮮で面白くてビジネス本ばかり読んでいたけれど、
やっぱり純粋にすきなのは、このへんだなあ。
本
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/03/10
- メディア: ハードカバー
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1年に1回くらい読む。すごくすき。
読むたびに、心にひっかかるところが違うのが面白い。
箱根の星の王子さまミュージアムも、2回いったけど何回でもいきたい。
きつねが好きだな。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/05/30
- メディア: 文庫
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はじめてよんだ中学生の頃はもう少し幼い気持ちですきだったと思うんだけど
おとなになってみると笑子が結構すきだったり。
友人が「江國香織はホラーだ」と言っていて、それはすごく理解できるんだけど
きらきらひかるだけは結構、無色なイメージ。
- 作者: 吉本ばなな
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/06
- メディア: 文庫
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よしもとばななはどれを読んでも本当に、この人のテーマは喪失なんだなあと思って、すーっとした透明な感じとぼんやりしたあたたかさのバランスが、ときたま読みたくなる感じ。
作中に出てくるかつ丼が美味しそうなこと。
あと、よしもとばななだとアムリタもすごく印象深い。ハワイの感じがね。
- 作者: 瀬尾まいこ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/30
- メディア: 文庫
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瀬尾まいこも同じく、喪失と再生がテーマなものが多いなあと思うのだけれど、
これも、ありがちな話といえば話なんだけど、
主人公が会社に疲れて逃げる先の田舎の村がなんともよくて、
毎朝散歩する村のイメージが頭のなかにあって
何度も読んでしまうんだなー。
漫画
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/22
- メディア: コミック
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よしながふみは同時代に生きててほんとうに嬉しいと思えるのだけど
その中でもすきなのは西洋骨董洋菓子店と、これ。
大奥みたいドラマチックなのも面白いんだけども、
よしながふみが一番いいのは日常の中の一瞬の感情の動きの描写が抜群にうまいと思うんだなあ。
無表情・無言のコマをいくつか続けるときの感じ。
まあそんなことはおいといても、この淡々とした日常と料理でこんなにすばらしい作品はないです。
- 作者: 佐々木倫子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1995/12
- メディア: 文庫
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こちらも、中学のときはじめてよんでから何度読んだことか・・
ハムテルとチョビと二階堂、菱沼さん、漆原教授・・
いつでもこの世界にひたれる幸せよ。
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/26
- メディア: コミック
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これは唯一最近読んだばっかりで、だいすきになった漫画。
日常なんだけど鎌倉っていう舞台が、なんかいいんだよなあ。
うっかり将来湘南に住みたいなあと思ってしまった。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/08/27
- メディア: コミック
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これまた日常なんだけど。
なんでも楽しめるよつばがいい。いいんだよなあ。
そして毎回帯の言葉がすごくいい。
http://matome.naver.jp/odai/2133913536349067501
「毎日という宝箱を、今日もあける。」がすきだ。
写真集
- 作者: 田辺あゆみ,藤代冥砂
- 出版社/メーカー: ロッキングオン
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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これは、実は持ってない。
これもまた中学生の頃、吉祥寺のヴィレッジヴァンガードで手にとったもの。
愛って眼には見えないけど、一番愛に近いものはこの写真集だなあとその頃思った。いまも変わらないな。
なんか、印象深すぎて、逆にどんなタイミングで買えばいいのか迷って、ずっと買えずにいて
年に数回、本屋で見かけるとぱらぱらと眺めてるんだよね。
いつ手に入れようかなあ。
映画
- 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: DVD
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はじめて早稲田松竹でみたときに、恥ずかしいほどぼろぼろ泣いた映画。
自分とかぶりすぎて身につまされすぎてフィクションとして認識できない。。
私はもともとは真面目で完璧主義なタイプだったのだけど、自分のそういうところが嫌いで、
(というか将来絶対鬱になると思って)
できるだけ適当に適当に・・と思い続けて現在のわりと適当な自分になってるので、すごくかぶる。
ずっと耐えていた木村多江が感情を爆発させて「ちゃんとしたいのに」と言って泣くところとか、ほんと、平静ではみられない。。
なのですんごい落ち込んだり迷ったりすると見たくなる映画。
夫婦ってすごいな。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/09/27
- メディア: DVD
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言わずと知れたかもめ食堂。やっぱりすき。BGMとして流しっぱなしにしてたい。
結構不思議なんだよね。スーツケースに黄金色の葉っぱがつまってるところとか。
これまたおにぎりとかシナモンロールが美味しそうなこと。
ここまでみて、ほんとうに好みがわかりやすいなーと思っている。
- 淡々とした日常
- その中にあるちょっとした機微
- 料理がおいしそう
自分の中で、人一倍の知らないことを知りたい、世界をみたい、っていう好奇心と
日常を大切にしたい、っていう気持ちが同居してて、不思議だなあと思う。
なんだろうなあこの組み合わせは。
これがすきなら、これも好きそう!っていうのがあればぜひ教えてください。