CFOランチで視点の高さを知る

CFOとのランチに誘っていただいたのでいろいろお話しました。

AKBは超資本主義、睡眠時間は常に短ければ慣れる、時間管理のきっかけは子供が生まれてから、大学2年から30歳までずっと家でトレーダーをやっていた、などなど。。。

中でも特に印象に残ったお話。

世の中の流れを自ら体感すること

CFOはJawbone(http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1306/11/news120.html)をつけていたりiPad miniを常にメモ帳代わりに使っていたりと、経営陣の中でも新しいガジェットをよく持っている印象だったので

ガジェット好きなのですか?と聞いてみたら、

「ホットな分野のものはその価値を体感するまで、とにかく使ってみることにしている」

「体感してこそ世の中のお金がどんな方向に流れていくのかわかる。それが経営陣やCFOの仕事」と。

いつも忙しそうなのに新しいものにも敏感ですごいなあと私は思っていたけれど、

それは間違っていて、むしろ経営陣や上の人ほど

目の前の状況だけでなく、幅広く長期的な視点を持って会社の進む方向性を決めていかないといけないんだなあ、と

理論ではわかっていたけど、改めてリアルに感じたのでした。

 

***

 

大学生の頃まだwin95が出る前に秋葉原に通ってPC自作していたというCFO(!)

昔から新しい価値に積極的だったんだなあと尊敬。

そんな方なので、もしいま大学生だったら何しますか?と聞いてみたら

「これからより個人の時代になるので、クラウドソーシングの会社とかでインターンしてみるかな」とのこと。

たしかに、アツい分野!

 

普段目の前のことに追われがちだけど、長期的な視点でみて

この時代にこの場所にいる自分は何をすべきなのか、どっちの方向に進めばいいのか

考えるのって必要だなあと思ったランチでした。

視点を変えるための外部刺激

現実的なこと、目の前の問題の解決ばかりを考えていると、長期的な視点って失ってしまう。

けど、理想的なことや長期的な視点のことばかり考えていても、現実と遠い夢のまま。

きちんと目の前の問題を把握して、自分たちの実力を理解して、ひとつずつ解決していきながら理想も描き続けること、そして現実を少しずつ理想に近づけていく努力を続けるのって、思ったよりもすごく難しいなーと最近思う。どっちかに寄せてしまうほうが楽だから、中間を維持し続けるのはエネルギーがいる。情熱もいる。

自分は普段仕事をしていると目の前の問題の方に意識が割かれてしまうけれど、理想や長期的な視点を考えるタイミングって今回のようにいつもと違う人と話すことだったり、本を読むことだったりする。

だから、経営だったり上の立場の人って、いろんな人と会っていたり、本をたくさん読んでいたりすることが多いのかな?

つまり、強制的に視点を変えるスイッチということ。

 

まとめると、

  • 高い視点を持つことは大事!
  • そのために定期的な外部刺激は超重要!
  • 人と会ったり本を読んだりの習慣は有効!

というところかな!おしまい!